About us 情シスのじかんとは?
今週の業務日誌(当番:星)わかるんです。ほんまに。パソコンに関する問題はなんとなく情シスの人にお願いすればなんでも解決してくれるってみなさんが思うのはわかるんです。 (情シス部 チームリーダー 星修一) |
みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。
情シスというと「ITの何でも屋」とか「何でも解決してくれる便利屋さん」と思われがちですよね。パソコンやネットワークのトラブルが発生するたびに、周囲からは「直るよね?」と無茶ぶりされたり、なぜかExcelの使い方までサポートを求められたりするのもあるあるでしょう。
しかし実際のところ、情シスのみなさんは、何でも屋でも便利屋さんでもありませんし、一筋縄ではいかないことも多いはず。本来の情シスとは、膨大なシステム管理とトラブル対応の合間に、新しい技術を取り入れつつ、会社の成長を支える存在であるべきです。
そんな情シスの役割を、あらためて振り返ってみましょう。
情シスの仕事といえば、社内システムの運用・保守、トラブル対応、セキュリティ対策などが挙げられますが、その形態や役割は企業によって大きく異なります。
たとえば星さんの「ひとり情シス」時代のように、全社のITをひとりで管理する形態は、特に小さな企業ではありがちです。ひとり情シスは、あらゆる分野に精通する必要がありながら負担も大きく、トラブルが発生した際はなかなか逃げ場がないなど問題も多いでしょう。
やがて企業の規模が大きくなると、複数人で業務を分担する形に変化していきます。現在のC&B社の形態ですね。人数が増えるほど負荷が分散し業務効率が上がりますが、関係者が増える分、部門間の連携が重要になります。
そのほか、情シスを独立させて子会社化する、別の会社にアウトソーシングする、兼任で掛け持つなど、情シスの形態は企業によってさまざまです。企業規模や形態によって、変化を重ねていくことになります。
情シスに求められるのは、単なる守りの姿勢だけではありません。これまでの情シスの役割は、トラブル対応やセキュリティ強化といった「守り」が中心でしたが、これからは「攻め」の姿勢も重要です。
テクノロジーの進化に伴い、情シスは社内のITを支えるだけでなく、ビジネスの成長を促進するパートナーとしての役割が求められています。情シスの守りと攻めについては、また来週詳しくお話ししようと思います。
それでは、今回のまとめです。
①情シスの多様な役割 ②情シスの仕事内容 ③情シスに求められる「攻め」の姿勢 |
これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来週、金曜日の朝10:00にお会いしましょう!
(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)
情報システム(情シス)部門に潜む、知られざる情シスの生態、日常を描いた漫画シリーズ「情シスの星」。本連載は、毎週金曜日の朝10時に配信予定です。金曜日は、一週間の締めくくりでありながら、週末への心の切り替えが始まるちょっと特別な日。「あるある〜」と頷いたり、日々の業務に役立つヒントを得たりしながら、情報システム(情シス)部門に携わる方に楽しく読んでいただける連載を目指します。
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