About us 情シスのじかんとは?
今週の業務日誌(当番:星)みなさん、はじめまして。情シスの星と申します。ついに連載が始まっちゃいました。えっと、自分は岡山県出身の41歳で、年齢的にはちょうどバカボンのパパと同い年になります。
(情シス部 チームリーダー 星修一) |
みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。
今回から始まる新シリーズ「情シスの星」へようこそ。予告編は見ていただけましたか?金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。
主人公は、C&Bエンターテイメント株式会社(通称C&B)で18年間ひとり情シスを務めてきたベテラン、星さんです。今回は、彼の長年の経験を基に、情シスならではの苦労や楽しさをお伝えします。
星さんが新入社員として入社した頃、C&Bはまだ100人規模の企業でした。今では500人規模の立派な企業に成長したこの会社ですが、当時は情シス部門といえば、星さん一人だけ。右も左もわからない状態で、全社の情報システムを一手に引き受けるという大役が、彼に与えられました。まさに「孤島の戦士」として、彼の戦いが始まったのです。
チームでの仕事が推奨される時代にもかかわらず、ひとり情シスが増加している原因には、IT人材が不足している現状、そして、経営層に情シス部門の必要性が理解されづらい等の背景があります。星さんもこうした背景の中、ひとり情シスとして日々奮闘していたというわけですね。
さて、ひとり情シスの苦労は多岐にわたります。そもそも情シスとは、会社全体のITを支える縁の下の力持ちともいえる存在(攻めの側面もあるわけですが、その話はまた追々……)。情シス社員は、社員のパソコンが正常に動いているか、社内ネットワークが問題なく運用されているか、さらには機密情報がしっかりと守られているかなど、会社の機能を保つために日々徹しています。もっとも、企業によって情シスの部署の文化はまったく異なりますが。
そんな中、サーバーがダウンしてしまい、全社の業務がストップしたらどうでしょうか?周囲からのプレッシャーを強く感じながら、たった一人で問題解決に奔走することになります。このように、ひとり情シスは技術的な課題だけでなく、精神的にも大きな負担を抱えているのです。
さらに、労働力の不足も深刻な問題です。一人で多岐にわたる業務をこなすのは難しく、結果的にセキュリティ対策やシステム運営といった重要な業務に十分な時間を割けないリスクが高まります。加えて、担当者が休職や退職した際に、情シス部門全体が機能不全に陥る可能性も否めません。
きっと星さんも、トラブル対応で深夜に出勤したり、「これ情シスの仕事なの?」と思える仕事までひとりで遂行することになったり、まぁいろいろあったのでしょう。そのような経験を経て、星さんはチームワークの重要性をあらためて認識したようです。
最後に、星さんの経験から学べるポイントをまとめます。
①ひとり情シスの苦悩 ②労働力不足が生む課題 ③チームワークの重要性 |
これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来週、金曜日の10時にお会いしましょう!
(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)
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