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【情シスの星 #001】情シスの星です。

         

今週の業務日誌(当番:星)

みなさん、はじめまして。情シスの星と申します。ついに連載が始まっちゃいました。えっと、自分は岡山県出身の41歳で、年齢的にはちょうどバカボンのパパと同い年になります。


「情シスの星」と聞くと、情シスのスター、みたいな解釈されがちなんですけど、巨人の星の星飛雄馬さんみたいなスター要素はなく、個人的には大リーグも目指していない感じで、割とおとなしめにサラリーマンを続けてますが、今日も滞りなく社員のみなさんが業務を行えているのは情報システムが正常に機能しているからであり、それともいうのもこの会社をささやかながら支えてるワシら情シスのおかげなんじゃけえのう、みたいな気持ちもちょっとあったりして、割とこの縁の下の力持ち的なポジションは好きだったりします。


ちなみに、巨人の星は英語版だと「Star of the Giants」と訳されることが一般的らしいですが、情シスの星に関しては「Hoshi of the Josys」が正式な英語表記になりますので、くれぐれもご注意ください(笑)。毎週金曜日更新となりますので、これから末長いお付き合いをぜひともよろしくお願いしますm(_ _)m。

(情シス部 チームリーダー 星修一)

ひとり情シスの働き方と、チームの魅力

みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。

今回から始まる新シリーズ「情シスの星」へようこそ。予告編は見ていただけましたか?金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。

主人公は、C&Bエンターテイメント株式会社(通称C&B)で18年間ひとり情シスを務めてきたベテラン、星さんです。今回は、彼の長年の経験を基に、情シスならではの苦労や楽しさをお伝えします。

孤島の戦士から見えるもの

星さんが新入社員として入社した頃、C&Bはまだ100人規模の企業でした。今では500人規模の立派な企業に成長したこの会社ですが、当時は情シス部門といえば、星さん一人だけ。右も左もわからない状態で、全社の情報システムを一手に引き受けるという大役が、彼に与えられました。まさに「孤島の戦士」として、彼の戦いが始まったのです。

チームでの仕事が推奨される時代にもかかわらず、ひとり情シスが増加している原因には、IT人材が不足している現状、そして、経営層に情シス部門の必要性が理解されづらい等の背景があります。星さんもこうした背景の中、ひとり情シスとして日々奮闘していたというわけですね。

ひとり情シスの苦悩とは?

さて、ひとり情シスの苦労は多岐にわたります。そもそも情シスとは、会社全体のITを支える縁の下の力持ちともいえる存在(攻めの側面もあるわけですが、その話はまた追々……)。情シス社員は、社員のパソコンが正常に動いているか、社内ネットワークが問題なく運用されているか、さらには機密情報がしっかりと守られているかなど、会社の機能を保つために日々徹しています。もっとも、企業によって情シスの部署の文化はまったく異なりますが。

そんな中、サーバーがダウンしてしまい、全社の業務がストップしたらどうでしょうか?周囲からのプレッシャーを強く感じながら、たった一人で問題解決に奔走することになります。このように、ひとり情シスは技術的な課題だけでなく、精神的にも大きな負担を抱えているのです。

さらに、労働力の不足も深刻な問題です。一人で多岐にわたる業務をこなすのは難しく、結果的にセキュリティ対策やシステム運営といった重要な業務に十分な時間を割けないリスクが高まります。加えて、担当者が休職や退職した際に、情シス部門全体が機能不全に陥る可能性も否めません。

ひとりの限界と、チームの可能性

きっと星さんも、トラブル対応で深夜に出勤したり、「これ情シスの仕事なの?」と思える仕事までひとりで遂行することになったり、まぁいろいろあったのでしょう。そのような経験を経て、星さんはチームワークの重要性をあらためて認識したようです。

最後に、星さんの経験から学べるポイントをまとめます。

①ひとり情シスの苦悩
ひとり情シスでは、トラブルが発生した際にすべて一人で解決する必要があるため、精神的な負担が大きくなりがち。こうした状況が続くと、担当者の健康やモチベーションに影響してしまう可能性も……。

②労働力不足が生む課題
業務量の多さに対応しきれないと、重要なセキュリティ対策やシステム運営に支障をきたすリスクが高まります。また、担当者が休職や退職した際に、情報システム部門全体が機能不全に陥るリスクが潜んでいる点も、注意が必要です。

③チームワークの重要性
チームの体制を構築することで、業務の分担と効率化が図れます。外部委託の活用や新たなメンバーの採用により、情シスの業務負担を軽減することが、企業の成長にとっても重要です。

これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来週、金曜日の10時にお会いしましょう!


イラストレーター:ユアサミズキ
鳥取県出身、福島県いわき市在住のイラストレーター。
カーオーディオ/カーナビメーカーにて商品企画/商品戦略業務に10年間 従事し、2010年に独立(というか脱サラ)。福島県を拠点にイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動中。ウェブサイトやSNSでは ほぼほぼ毎日、イラスト絵日記として1コマ漫画を掲載しています。それがきっかけで今回の「情シスの星」にもつながったので、継続ってやっぱ大事だな~と思っているところ。
シンプルゆるめなイラストの他、力強い線で描くスタイルや、繊細な線による女性画など、幅広くご活用いただいています。
https://mizdesk.com
 
編集・ライター:七瀬ユウ
新卒で大手Slerに入社し、基幹システムの開発・プロジェクトマネジメント業務に従事。WEB広告企業でセールスライターの経験を経て、2021年にWebライターとして独立。オウンドメディアのSEO記事制作や、SNS運用代行、Kindleプロデュースなどを担う。情シスのじかんでは企画立案から執筆、編集を担当。
 

(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)

 

知られざる情シスの生態、日常へようこそ
『情シスの星』

情報システム(情シス)部門に潜む、知られざる情シスの生態、日常を描いた漫画シリーズ情シスの星。本連載は、毎週金曜日の朝10時に配信予定です。金曜日は、一週間の締めくくりでありながら、週末への心の切り替えが始まるちょっと特別な日。「あるある〜」と頷いたり、日々の業務に役立つヒントを得たりしながら、情報システム(情シス)部門に携わる方に楽しく読んでいただける連載を目指します。

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