About us       情シスのじかんとは?

【情シスの星 #008】C&B社の情シスの歴史③

         

今週の業務日誌(当番:諸星)

おつかれっす。先にゼットくんが登場してたので、「あれ、俺の出番は?」ってずっと舞台の袖のあたりで今か今かと待ってた感じだったんで、ようやくここに登場できて嬉しい限りっす。よろしくお願いしまっす。申し遅れましたが、C&B社情シス部所属の諸星学と言います。読み方はまなぶなんですけど、会社の年配女性からはがっくんって呼ばれたりしてるので、みなさんも社内で見かけたら気軽にがっくんって呼んでやってください。

いやぁ、でもなんていうか、やっぱ、情シスのいいところって、社内の全ての部署と繋がってるところだと思ってるんすよね。どこの部署でも我々の仕事が活かされてるって考えると、今日も仕事が楽しくて楽しくて、ついつい頼まれるとなんでも引き受けちゃいますし、頼まれてなくてもいろんな部署に顔出してると、出張のお土産の「赤福」とか、「萩の月」とか、「白い恋人」とか「もみじ饅頭」とか「ままどおる」とかもらえたりするんで、うひょー、めっちゃラッキー、今日も自分は情シス部でほんとよかった!星パイセンありがとう!って気持ちになれるんですよね。自分はめっちゃポジティブシンキングの人間なんで、会社も仕事も楽しく、遊びはもっと楽しくをモットーにやらせてもらってます。やっぱテクノロジーがいくら発展しても対面でのコミュニーケーションあってこそのバーチャルだと思うんすよね。なので、特に出張帰りの方はいつでも気軽に情シス部に顔出してみてください。情シス部は出張がないんでお土産とかそういうのはないんすけど(笑)。

それではみなさま、末長いお付き合いをよろしくっす。今週は「がっくん」こと諸星学がお届けしました。

(情シス部 諸星学)

グループウェア導入の光と影

みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。

これまでの情シスの星シリーズ ▶︎

前回の記事「C&B社の情シスの歴史②」では、星さんがPC導入に苦労していた頃のことをお届けしました。今回は漫画の内容に関連して、グループウェア導入の背景を深掘りしてお伝えします。

グループウェアに期待できること

ついにグループウェアを導入することに決めたC&B社。中小企業におけるグループウェア導入の歴史は、技術の進化と企業ニーズの変化とともに歩んできました。2000年代後半から2010年代にかけて普及したクラウド型グループウェアにより、初期費用を抑えつつ、短期間で導入できるようになったことは、中小企業にとっても大きな転換点となりました。

グループウェア導入によるメリットとして、まず業務の効率化が挙げられます。たとえば、スケジュール共有機能によって打ち合わせの調整をスムーズに行えるようになったり、情報の一元管理によって必要なデータがすぐに探せるようになったり。そのほか、チャットや掲示板の機能を活用することによって、社内のコミュニケーション促進にも役立ちます。

C&B社もグループウェアの恩恵を期待して導入を決めたわけですが、そこには意外な落とし穴があったようです。

導入後の課題とは?

グループウェアの導入により、社内の業務が効率化される一方で、問い合わせの対応やマニュアル作成といったタスクが情シス部に新たな負担をもたらしました。

新しいシステムの使い方に慣れてもらうためには、マニュアルを作成し、丁寧にサポートすることが求められます。C&B社でも、星さんが中心となってこれらの課題に対応していたようです。新しいシステムに対して社内からの問い合わせが相次ぎ、マニュアル作成や他の業務もある中、星さんは情シス部のリーダーとしてこれらの負担を一手に引き受けていました。

救世主、諸星くんの登場

そんな中で登場したのが諸星くん。彼の高い(高すぎる?)コミュニケーション能力とマニュアル作成スキルが、星さんの負担を軽減しました。

マニュアルの整備によって社員からの問い合わせが減れば、情シス部全体の効率が向上します。また、導入後のサポート体制が強化されることで、システムの定着率向上にもつながります。中小企業におけるグループウェア導入には、諸星くんのような人材の活躍が欠かせないことがよくわかりますね。

さらに、グループウェアの運用には、単に人材を増やすだけでなく、運用ルールを定めるなどの工夫も大切です。また、現場の声を反映した機能の選定や、既存のシステムとの棲み分けをしっかり行うことも、スムーズな運用の実現につながります。

C&B社の情シスの歴史から学べること

星さんの奮闘と諸星くんの活躍により、C&B社の情シス部はさらなる進化を遂げました。星さんがシステムを導入し、その運用を支えるための基盤を整えたこと。そして諸星くんが、その基盤をより使いやすく、誰もが理解できるようにサポートしたこと。情シス部の努力があったからこそ、今のC&B社の環境があるのですね(しみじみ)。

C&B社の情シスの歴史が、情シス部の影の頑張りや、新しい人材がもたらす可能性を考える機会になっていれば幸いです。

それでは、今回のまとめです。

①グループウェア導入の効果
2000年代後半ごろから、中小企業でもグループウェアの普及が進みました。グループウェアは、業務効率化や社内のコミュニケーション促進に役立ちます。

②グループウェアを社内に浸透させるためには工夫も必要
グループウェアは社員が使いこなせるようになってこそ効果を発揮するもの。社内で定着させるには、マニュアル作成や運用ルールの選定などの工夫が必要です。

③適切な人材配置が大事
C&B社で諸星くんの貢献が業務効率の向上につながったように、適切な人材の配置によって、効果的なサポート体制が実現できます。

これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来週、金曜日の朝10:00にお会いしましょう!


イラストレーター:ユアサミズキ
鳥取県出身、福島県いわき市在住のイラストレーター。
カーオーディオ/カーナビメーカーにて商品企画/商品戦略業務に10年間 従事し、2010年に独立(というか脱サラ)。福島県を拠点にイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動中。ウェブサイトやSNSでは ほぼほぼ毎日、イラスト絵日記として1コマ漫画を掲載しています。それがきっかけで今回の「情シスの星」にもつながったので、継続ってやっぱ大事だな~と思っているところ。
シンプルゆるめなイラストの他、力強い線で描くスタイルや、繊細な線による女性画など、幅広くご活用いただいています。
https://mizdesk.com
 
編集・ライター:七瀬ユウ
新卒で大手Slerに入社し、基幹システムの開発・プロジェクトマネジメント業務に従事。WEB広告企業でセールスライターの経験を経て、2021年にWebライターとして独立。オウンドメディアのSEO記事制作や、SNS運用代行、Kindleプロデュースなどを担う。情シスのじかんでは企画立案から執筆、編集を担当。
 

(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)

 

知られざる情シスの生態、日常へようこそ
『情シスの星』

情報システム(情シス)部門に潜む、知られざる情シスの生態、日常を描いた漫画シリーズ情シスの星。本連載は、毎週金曜日の朝10時に配信予定です。金曜日は、一週間の締めくくりでありながら、週末への心の切り替えが始まるちょっと特別な日。「あるある〜」と頷いたり、日々の業務に役立つヒントを得たりしながら、情報システム(情シス)部門に携わる方に楽しく読んでいただける連載を目指します。

「情シスの星」へ
   

「情シスの星」のネタ・質問・感想をください!

「情シスの星」では情報システム部門の皆様の姿を4コマ漫画でお届けします。
以下フォーム、もしくはハッシュタグ「#情シスの星ネタ」をつけてXに投稿された「ネタ」を、「情シスの星」で4コマにするかも?!

Xで#情シスの星ネタで投稿する

関連記事Related article

       

情シスのじかん公式InstagramInstagram

       

情シスのじかん公式Instagram

30秒で理解!フォローして『1日1記事』インプットしよう!

おすすめ記事Recommended articles

close close