About us 情シスのじかんとは?
今週の業務日誌(当番:鈴木)まいど。情シス部の部長をやっとる鈴木一太郎やで。C&Bがけん玉工場だった頃からずっと働いとるんで、もうかれこれ50年ほどこの会社に勤めとることになるけど、ある時におまえさんぼちぼち部長になれっていわれたんで、まあ、しゃあないな、いっちょやったるか、って感じで、この会社のけん玉部門を再生させるつもりで引き受けたんやけど、なぜか情シス部に配属になってしもて、そもそもわいはパソコンとかつかえへんし、全然わからんけど大丈夫か?って聞ぃたら、星くんって若手の子がその辺全部やってくれるから大丈夫って話やってんなぁ。 ほな、まぁ大丈夫かって思うて、引き受けてからずっと任せっきりなんやけど、星くんがなんでもやってくれるのでわいはけん玉を腕を磨きながら電話番をしとるってわけよ。まぁ、肩凝るけど、仕事やし、しゃーないなーって思とるし、まぁ、枯れ木も山の賑わいやし、星くん、これからもよろしゅうにな(笑)。 (情シス部 部長 鈴木一太郎) |
みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。
前回の記事「C&B社の情シスの歴史①」では、星さん入社当時のC&B社のIT環境と、星さんが情シスを任されるまでをご紹介しました。今回は、星さんが「地獄の日々だった」と語る当時の様子をお伝えします。
星さんがC&B社に入社した2006年頃は、中小企業でもIT部門が独立した部門として進化してきた時代。C&Bでも星さんが専任担当に就いたわけですが、企業全体の通信網やインターネット接続環境も整っておらず、PC導入を進めるには、情シス部門が膨大な仕事を抱えることに……。
漫画にもありましたが、星さんはPCの設置、設定、ケーブルの配線などを一人でこなさなければならず、まさに「地獄の日々」だったのでしょう。さらに、PCを設置すればすぐにトラブルが発生し、ログインパスワードの設定やソフトウェアのインストール、配線のトラブルなとの対応が必要でした。
社員のITリテラシーも低いであろう当時の状況では、なおさら苦労が大きかったことと思います。
専任担当者としての星さんの苦労は、現代の情シス部員にも共感できる部分が多いはずです。
特に中小企業におけるIT部門は、少人数で複数の業務をこなすことが求められます。ようやくIT環境が整備できたと思っても、運用がスタートすれば「問い合わせに追われる」のもまた常。
PCの導入やネットワークの整備が不十分な状態で、日々のトラブル対応に追われる情シス部門の苦労は、今も昔も変わらないのですね。
さて、このような苦労の多い状況では、情シス担当者が辞めてしまう負のループにも陥りかねません。せめて情シス部に人が増えればいいのですが……。ということで、今回はここまでです。
次回は、C&B社グループウェア導入の背景や、情シス部の増員についてお伝えする予定です。C&B社の情シス部が進化していく過程を、一緒に追っていきましょう!
それでは、今回のまとめです。
①PC導入による情シスの膨大な仕事 ②専任担当者の孤独な戦い ③情シス部の進化は続く |
これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来週、金曜日の朝10:00にお会いしましょう!
(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)
情報システム(情シス)部門に潜む、知られざる情シスの生態、日常を描いた漫画シリーズ「情シスの星」。本連載は、毎週金曜日の朝10時に配信予定です。金曜日は、一週間の締めくくりでありながら、週末への心の切り替えが始まるちょっと特別な日。「あるある〜」と頷いたり、日々の業務に役立つヒントを得たりしながら、情報システム(情シス)部門に携わる方に楽しく読んでいただける連載を目指します。
「情シスの星」へ「情シスの星」のネタ・質問・感想をください!
「情シスの星」では情報システム部門の皆様の姿を4コマ漫画でお届けします。
以下フォーム、もしくはハッシュタグ「#情シスの星ネタ」をつけてXに投稿された「ネタ」を、「情シスの星」で4コマにするかも?!
30秒で理解!フォローして『1日1記事』インプットしよう!