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Windows11の初期設定は、どうやって行うのか知りたいと思う方もいるでしょう。
初期設定では複数の設定を行う必要があるため、選んだ選択肢で合っているのか不安になりますよね。そこで、本記事では、Windows11初期設定に必要な14個の手順を解説します。初期設定と一緒にやっておきたいおすすめの設定5選も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Windows11の初期設定を始める前に、事前準備としてMicrosoftアカウントを持っている場合には、アカウントのログインIDとパスワードを用意しておきましょう。
もちろん、Microsoftアカウントを持っていない場合でも、初期設定時に新しいアカウントの作成は可能です。しかし、事前に用意しておいた方が初期設定をスムーズに進められるため、アカウントを持っている場合には、ログインIDとパスワードを用意しておくことがおすすめです。
初期設定時には、以下のような注意事項があります。
初期設定の途中でパソコンの電源が切れてしまうと、初期設定をやり直すことになるため、パソコンを電源に接続しながら初期設定を行った方がよいです。また、Windows11の初期設定には、基本的にインターネットの接続が求められるため、インターネットに接続できる環境で初期設定を行うようにしましょう。
Windows11の初期設定は、以下の14個の手順で行います。
それぞれの手順を、詳しく見ていきましょう。
初期設定では、最初に「国または地域はこれでよろしいですか?」の文言とともに国や地域を選ぶ画面が表示されるため、使用する地域を選びましょう。使用する地域を選べたら、「はい」をクリックして次の手順に進みます。
次に、「これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか?」の画面が表示されます。キーボードレイアウト・入力方式として、最初から「Microsoft IME」が選択されているので、「はい」をクリックして次の手順に進みましょう。
「2つ目のキーボードレイアウトを追加しますか?」と表示されるため、2つ目のキーボードを追加しないのであれば、「スキップ」をクリックして、次に進みます。
「ネットワークに接続しましょう」と画面に表示されるので、有線LANやWi-Fiなどの設定を行い、インターネットに接続しましょう。インターネットに接続できたら、「次へ」をクリックします。
次に、「ライセンス契約をご確認ください。」とライセンス内容が表示されるため、ライセンス内容を確認します。内容の確認が完了したら、「同意」をクリックして、次の手順に進みます。
この手順では、デバイスの名前を設定できます。デバイスの名前として、好きな名前を設定しましょう。ただし、個人情報が分かるような名前はおすすめしません。デバイスの名前を入力できたら、「次へ」をクリックします。また、デバイスの名前を設定しない場合には、「今はスキップ」をクリックしてください。
Windows11 Proの場合には、デバイスの用途を選ぶ必要があります。「このデバイスをどのように設定しますか?」と画面に表示されるので、「個人用に設定」と「職場または学校用に設定する」から、パソコンの用途に合わせて選択してください。
「Microsoftエクスペリエンスのロックを解除する」と画面に表示されるので、「サインイン」をクリックします。
この手順では、Microsoftアカウントへのサインインが求められます。すでにMicrosoftアカウントを持っている場合には、メールアドレスとパスワードを入力してサインインしましょう。
もし、Microsoftアカウントを持っていない場合には、「作成」をクリックして、Microsoftアカウントを新規作成してください。サインインが完了したら、「次へ」をクリックします。
「こんにちは、〇〇さん」と画面に表示されたら、「PCから復元する」と「新しいPCとしてセットアップする」から、デバイスのセットアップ方法を選びます。
パソコンが今まで使用していたものの場合には、「PCから復元する」を選ぶことで、ファイルやアプリを同期できます。同期しない場合や、新しいパソコンでセットアップする場合には、「新しいPCとしてセットアップする」を選択しましょう。セットアップの方法が選べたら、「次へ」をクリックする。
次にPINを作成します。PINとは、主にパソコンを起動する際に入力する、数字を組み合わせた暗証番号のことです。
PINを作成する際は、「PINの作成」をクリックし、4桁以上の数字を入力しましょう。「英字と記号を含める」をクリックすることで、英字と記号を使ったPINを設定できます。PINを入力できたら、「OK」をクリックします。
この手順では、デバイスのプライバシー設定を行います。位置情報や診断データなどの送受信を許可するかしないかを選択しましょう。デバイスのプライバシー設定が完了したら、「次へ」をクリックします。
エクスペリエンスをカスタマイズでは、必要な項目を選択し、選択が完了したら「承諾」をクリックしましょう。項目を選択しない場合や、何を選択すればよいのか分からない場合には、「スキップ」をクリックしましょう。
PC Game Passを利用するかどうかの確認をします。PC Game Passは月額料金を支払って利用するサービスであるため、利用しない場合は、「今はしない」をクリックしましょう。もし、「今はしない」をクリックしても、PC Game Passは後から利用できます。
ここまでの設定を行った後、Windowsの確認やアップデートが行われ、デスクトップの画面が表示されたら、初期設定完了です。
Windows11の初期設定で「ネットワークに接続しましょう」をスキップできない場合には、ローカルアカウントを作成して初期設定を行います。ローカルアカウントは、以下の手順で作成できます。
「ネットワークに接続しましょう」をスキップできない場合には、上記の手順で初期設定を進めてみてください。
Windows11の初期設定と一緒にやっておくとよい設定として、以下の5つがおすすめです。
上記の設定を行っておくことで、Windows11のパソコンが使いやすくなるでしょう。それでは、おすすめの設定を、それぞれ解説します。
Windows11の初期設定後には、OneDriveとフォルダの同期を解除しておくことがおすすめです。OneDriveとは、Microsoftが提供しているクラウドサービスのことです。
Windows11では、始めからデスクトップやドキュメントなどのフォルダが、OneDriveと同期されています。同期された状態だと、同期されたフォルダに保存されたデータが自動的にOneDriveに保存されてしまいます。
OneDriveの無料版は容量が5GBのため、同期された状態だと、容量がいっぱいになりやすいです。そのため、OneDriveとフォルダの同期を解除しておくとよいでしょう。
ディスプレイの表示サイズを設定しておくことも、おすすめです。
Windows11のパソコンでは、ディスプレイの表示サイズを大きくしたり、小さくしたりできます。小さい文字が見づらい場合や、文字は小さくてもWebページを広範囲で画面に移したい場合などは、ディスプレイ表示サイズを変更するとよいでしょう。
初期設定と一緒に、プライバシーの設定を見直しておくとよいでしょう。
初期設定後の状態だと、パソコンの利用状況が、Microsoftに送られる設定になっています。個人情報が送られているわけではありませんが、パソコンの利用状況をMicrosoftに送りたくない場合には、プライバシーの設定を見直すとよいです。
広告の通知設定をしておくと、ストレスを減らしてパソコンを使用できます。
Windows11のパソコンでは、パソコンの使用中に広告やヒントが表示されることがあります。作業中や動画の視聴中に通知があるのを、ストレスに感じる方は少なくないでしょう。そのため、「設定」にある「システム」の「通知」から、広告の通知設定を変更しましょう。
しばらくパソコンを使用していないと、パソコンが自動でスリープ状態になる画面とスリープの設定もやっておくことがおすすめです。
初期設定後の状態では、10分間パソコンを使用していなければ、スリープ状態になる設定がされています。しかし、データを読み込む際にスリープ状態になると、データの読み込みに失敗することがあります。そのため、スリープまでの時間を、好みの時間に設定しておくとよいです。
Windows11の初期設定に関する質問として、以下の2つをまとめました。
以下では、よくある質問をそれぞれ解説します。
Windows11の初期設定では、Microsoftアカウントはなくても大丈夫です。新規でアカウントを作成できるため、Microsoftアカウントをもっていない場合でも、初期設定できます。また、Microsoftアカウントでログインしたくない場合には、ローカルアカウントでログインしましょう。
基本的には、Windows11の初期設定にネットワーク接続は必要です。どうしてもネットワーク接続ができない場合には、「windows11の初期設定で「ネットワークに接続しましょう」をスキップできないときの対処法」を試してみてください。
Windows11の初期設定は、以下の手順で行います。
もし、Microsoftアカウントを持っていれば、初期設定を始める前の事前準備として、アカウントのログインIDとパスワードを用意しておくと、初期設定をスムーズに進められます。
本記事を参考に、Windows11の初期設定をしてみてください。
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