今週の業務日誌(当番:星)同じ情シスの仕事でも去年と今年とはだいぶやるべきことが違っとるし、10年前とかと比べたらやっとることとか気をつけんといけんこととか、同じ業種とは思えんくらい変化しとるわけなんよね。そういう意味では、なかなか難しい仕事というか、この世の中の時流の中でも割と変化が激しくて他の人たちが個々にキャッチアップしとったらどうもこうもならん感じになったけえ、必要に迫られて情報システム部門がそれぞれの会社に生まれてきたわけなんよね。よう考えたら。 じゃけえ、会社的にも世の中的にも必要不可欠な役割を担っとるわけじゃし、ワシらが色々先回りして考えて、日々の業務が滞りなく進むだけじゃのうて、無駄な作業をカットしたりして効率化を進めていくことで会社全体の雰囲気が地味に良くなる、みたいなところに密かなヤリガイみたいなのは実は結構感じとるんよね。年末のカウントダウンが始まって、業務のメドがつくと、ふとそんなことを思ってみたりして、ワシも一年よう頑張ったもんじゃのうってしみじみ思うんよね。特に今年はこのマンガの連載も始まったし、七星さんが入社してメンバーも増えたし、来年も頑張ってこの部署をうまく引っ張っていかんといけん責任を感じながら今年最後の日誌にしたいと思っとります。ほいじゃ、みなさんも良いお年を!来年も応援よろしくです。 (情シス部 チームリーダー 星修一) |
みなさん、こんにちは。「情シスの星」編集部です。今日もおつかれさまです。金曜日の朝にお送りする「情シスの星」では、情報システム(情シス)部門の日常を通して、業務の裏側に迫ります。
年末年始に向けて業務が一気に忙しくなる企業も多い時期ですが、情シス部のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。システムメンテナンスや各部署からの駆け込み案件など、普段以上に気が抜けない日々を過ごしている方もいるかもしれませんね。今回は、情シス部の年末あるあると、編集部からの振り返りコメントをお届けします。
年末が近づくと、「年内に終わらせたい」という各部署からの駆け込み依頼も増えてきますよね。今回は年末最後の更新ということで、情シス部の年末あるあるを紹介します。
年末年始は企業が長期休暇に入るため、通常業務が停止するタイミングで大規模なシステムメンテナンスを実施しやすい時期でもあります。「メンテナンスを年内に終わらせないと、来年に持ち越せない!」というプレッシャーもあり、実は休暇前こそが最大の繁忙期になりがちです。
「みんな休みだから大丈夫」というわけにもいきません。金融系や製造、通信など社会インフラに関連するシステムでは、この時期に改修が行われることもあるので、情シス部は休日出勤したり、待機したりすることも珍しくありません。休暇中のトラブルでスマホが鳴り、家族との団らんを中断して対応……という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
「年末最終週に限って、どうしてこうもトラブルが起きるのか」という声も。仕事納めの日に「年をまたいでほしくない」という理由で急に対応を頼まれたり、突発的な障害が発生してしまったり……。早く帰ろうと思っていたのに、最終週はなぜかドタバタしてしまうのも情シスあるあるかもしれません。
【学ぶべき3つのポイント】 ①「年内に!」の駆け込み対応、情シス部あるある ②年末年始こそトラブルが起きがち ③今年も一年お疲れさまでした!来年も情シス部を応援しています |
「情シス部ならではの年末の風景」をお届けしましたが、共感できるポイントはありましたか?ここからは、編集部メンバーから年末の振り返りをお届けさせてください!
イラストレーター:ユアサミズキ私も独立(脱サラ)する前は10年ほどメーカー勤務をしていたのですが、情シスの皆さんにはむしろお世話になるばかりで、それこそ当時は情シスの皆さんがどんな使命を持って勤められてるかとかも知らず、迷惑ばかりかけていたような記憶です。昔の自分にこの連載を読ませてあげたい! そんな思いもありつつ、漫画パートではかなりライトにゆるくお届けさせていただきました。「うちの社内にも情シス部ってあるけどどんな仕事してるの?」という方にも気軽に読んでいただけていたら嬉しいです。
|
編集・ライター:田川「かごに乗る人、担ぐ人、そのまたわらじを作る人」という言葉をよくうちの母親が言っていたのですが、情シス部門というのは日々の業務でステージでスポットライトを浴びる存在では決してないと思います。しかしながら、世の中の普段の日常が普段の日常であるために様々な仕事が存在します。うっかりすると見過ごしてしまう可能性のある情シス部門の重要さを少しでも多くの人に、情シス内で働く人だけでなく、社内で情シス部員となんらかの接点がある全ての人に届けられるようこの漫画の企画を昨年の前半に立ち上げました。会社でありがちなことを想像しながら話し合うネタだしの時間から実際に漫画に落とし込まれてオチがついた形になり、リリースされるまでの全ての過程を3人チームで楽しみながらやってきました。来年もぜひ情シスの星を応援よろしくお願いします。応援と言っても何をすれば、と思われるかも知れませんが、具体的にはSNSなどで拡散してもらえると嬉しいです(笑)。そして情シス部で働くみなさんとはぜひ情報交換の場を設けさせてもらいたいと思っておりますので、これは!というあるあるネタなどがあれば教えて頂けるとありがたいです!コメント・感想もお待ちしてます! |
編集・ライター:七瀬ユウ2024年9月から始まった連載も、あっというまに3か月が経過!『情シスの星』は“情シス部員の失敗談やあるあるを、ライトな切り口で共感し合える記事を作りたい”という思いからスタートしました。わたし自身はSIerで基幹システムの開発・プロジェクトマネジメント業務に従事していた経歴があり、情シスとは立場が違うものの「あるある〜」と思える共感ポイントもあったりするので、記事を書きながら当時のことを思い出したりもしています(そういえば、1年目の大晦日はリリース対応で会社で年越しした思い出が……)。情シス部の方はもちろん、情シス以外の方にも「情シスってこんな悩みを抱えているんだ」とか「こんなふうにしてもらえたらうれしいんだ」と感じてもらえるきっかけになればいいなと思っています。今後は情シスの方とのコラボ記事なども企画していきたいと思いますので、ぜひお楽しみに! |
それでは、みなさんが少しでも穏やかな年越しを迎えられることを願っています。年末年始の休みが、情シス部員のみなさんにとって、かけがえのない充電期間となりますように。
なお、2025年の初回更新日は1月10日(金)。1月3日(金)は編集部もお休みをいただきますのでご承知おきください。どうぞ良いお年をお迎えください!
これからも、「情シスの星」シリーズを通して、星さんの奮闘とともに情シスのリアルをお届けします。それでは、また来年、金曜日の朝10:00にお会いしましょう!
※最後に。記事下のコメント欄から感想やテーマのリクエストをいただけたら、編集部一同、大変喜びます。
(漫画:ユアサミズキ、編集:情シスのじかん)
情報システム(情シス)部門に潜む、知られざる情シスの生態、日常を描いた漫画シリーズ「情シスの星」。本連載は、毎週金曜日の朝10時に配信予定です。金曜日は、一週間の締めくくりでありながら、週末への心の切り替えが始まるちょっと特別な日。「あるある〜」と頷いたり、日々の業務に役立つヒントを得たりしながら、情報システム(情シス)部門に携わる方に楽しく読んでいただける連載を目指します。
「情シスの星」へ「情シスの星」のネタ・質問・感想をください!
「情シスの星」では情報システム部門の皆様の姿を4コマ漫画でお届けします。
以下フォーム、もしくはハッシュタグ「#情シスの星ネタ」をつけてXに投稿された「ネタ」を、「情シスの星」で4コマにするかも?!
30秒で理解!フォローして『1日1記事』インプットしよう!