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アスキーアートとは、文字や記号を用いて描かれた絵のことで、「AA」や「テキストアート」と呼ばれることもあります。インターネットが急速に普及した2000年代前半ごろに流行したため、懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか?
顔文字、イラスト、絵画、ロゴマーク等をさまざまな文字や記号を駆使して表現するアスキーアートは、その言葉の通り一種のアートであるといえます。その基本をこの機会にぜひ押さえましょう。
まずはアスキーアートの描画方法のパターンを理解しておきましょう!アスキーアートは、大きく以下の2つのパターンに分けられます。
文字や記号を線のように使い、文字を組み合わせて描画するパターンです。代表的な例としては顔文字が挙げられます。比較的小さなアスキーアートに用いられる方法です。
文字を1つの点のように扱い、多数の文字を並べて描く方法です。ドット絵と似た画法、と言えばわかりやすいでしょうか。このパターンでは、描画の自由度が高く、大型のアスキーアートになりやすいのが特徴です。
アスキーアート(ASCII art)は、もともとは英語圏において、ASCII文字コードのみを用いて描画された絵や図のことを指す言葉でした。日本語の文字コードはShift-JISや EUC-JPが主流ですが、テキストを使ったアート全般のことを指す用語として、日本でも「アスキーアート」という呼び方が定着しています。アスキーアートを略して「AA」と呼ぶこともありますね。
日本では2000年ごろから電子掲示板などを中心に流行し、大型の作品が数多く生み出されました。皆様もこれまでに、一度は大型のアスキーアート作品を目にしたことがあるのではないでしょうか?現在では複雑なアスキーアートを見かけることは少なくなりましたが、凝った顔文字などは今でも日常的に使われ続けています。
それでは、企業の遊び心が光る、公式サイトに隠されたアスキーアート10選を紹介していきましょう!最後に著者のお気に入りのソースコードも紹介するので楽しみにしてください!
食べログはレストランの情報サイトとして有名ですが、実はアスキーアートが隠れているサイトとしても有名です。
食べログのロゴを模したアスキーアートに加えて、「私たちと一緒に、食べログを作ってみませんか」のメッセージが、エンジニアへの訴求効果ばつぐんです。
インターネットTVの「Abema TV」の公式サイトには、コーポレートキャラクターの「アベマ」が隠れています。細かい再現に、つい見入ってしまいます。
Amazonのソースコードにもアスキーアートが隠されています。猫が「ニャー」と鳴いている絵になっており、和むアスキーアートです。
プログラミングのオンライン学習サービスのドットインストールでは、ソースコードにエンジニア、プログラマのあるある話が埋め込まれています。しかもこのエピソードは、表示するたびに内容が変わる仕組み。こんな所でもプログラミング学習者に知識を与えてくれる仕掛けになっているのです。
ロリポップ!レンタルサーバーのソースコードには「TEAM LOLIPOP!」のアスキーアートが埋め込まれていました。開発チームの団結力が伝わります。
WEBブラウザのFirefoxで有名なmozilla社の公式サイトでは、アスキーアートで描かれたゴジラが火を吹いています。mozillaというネーミングは、ゴジラの名前を参考にして命名されたそうですよ。
こちらは「A3!」というゲーム内に出てくる劇団の公式サイトですが、ソースコードには立派な鳥のアスキーアートが隠されています。この鳥はゲームの中に登場するオウムだそうです。
「軽トラの買取王」の公式サイトには、文字や記号を駆使して描かれた軽トラックが走り去る姿があります。企業のユニークさをアピールしていますね。
BuffaloはイギリスのIT企業ですが、公式サイトには企業のロゴにもなっているバッファローが見事なクオリティで描かれています。イギリスでも隠しアスキーアートの文化は存在することがわかります。
最後に、富士そばの公式サイトに隠れている、ほっこりするアスキーアートをご紹介します。
この機会に、当サイト「情シスのじかん」のアスキーアートも作ってみました。もしかしたらこのサイトのどこかに隠れているかもしれません。ぜひ探してみてください!
企業公式HPのアスキーアートは、メッセージ性もさまざまなものがあり、企業の個性が発揮されていましたね!真似したいと思うような、お気に入りのアスキーアートはあったでしょうか?ちなみに、著者の一番のお気に入りは、「軽トラの買取王」の走り去るトラックでした!
アスキーアートの全盛期は過ぎたものの、まだソースコードにおもしろいアスキーアートが隠されたサイトは数多く存在します。
ぜひ、さまざまなWebサイトのソースコードに隠された、エンジニアのユーモアを探してみてください。
木曜日の夕方に仕事で疲れた脳みそをリフレッシュしたいとき、一人でゆっくりしたい夜、ちょっとした空き時間に、気軽に「つまめる」ソースコードの話題をお届けします。
まるで隠れ家バーでマスターが語るウンチクのように、普段は見過ごしがちなコードの奥深さや、思わず「へぇ〜!」と唸るようなユニークなアイデア、クスッと笑える小ネタを、ソースコードの世界を熟知した「情シスのじかん」がご紹介します。
コードを書くのが大好きなエンジニアさんも、ソースコードはちょっと苦手…という情シス部門の方も、この特集を読めば、きっとソースコードの新たな一面を発見できるはず。
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